| 株式の投資判断をする為の各種指標は主に今期の業績見通しから 計られていることが多いです。 株価は半年先を見ていると言われている通り、実際の株価の値動きを見ても 今期の業績見通しを織り込む形で推移するケースが多く、 投資したい企業がすでに株価がすでに割安でない水準にまで上昇している ケースも多いのではないでしょうか。 PER等、株価の割安度を示す指標は前述の通り、企業の今期業績見通しから 算出されることが多く、来期以降の中期成長に関しては株価指標的には 算出されていません。 今期は、同業他社と比べて平均的な株価水準であったとしても 来期見通しによっては割安銘柄に化ける可能性があるのです。 例えば、2年後に売り上げや利益が2倍になりそうな企業があれば たとえ今の株価が通常の自分の判断基準に照らして割安でなかったとしても 投資対象に加えるか再検討してみても良いのではないでしょうか? 最近IR情報の中で「中期経営計画」なるものを発表しているところが 増えてきました。 中期経営計画では3年後〜5年後くらいまでの中期の事業・経営戦略や 具体的な売上、利益目標が示されています。 中期経営計画の発表の目的については、IR重視の姿勢の一環として実施する 所もあるでしょうし、株価対策として苦し紛れに「絵に描いた餅」を掲げるところも あるでしょう。 もしかすると、株式の時価総額を上げて増資による資金調達する金額を 上げることを意図した株価操作的な発表をするケースもあるかもしれません。 中期経営計画については、今期業績見通しと比較すると確度が落ちる点や 数値に対する責任が、今期の業績見通し数値と比較して軽い点なども 注意してみていく必要があると思います。 そうした所を踏まえた上で中期経営計画資料を精査し、 来期以降の業績見通しを考慮して投資をすれば、実際その見通しどおり業績が 推移した際には、中長期で投資する人は大きなリターンが得られる可能性があります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『中期経営計画のチェックポイント』 はたして企業が発表している中期経営計画ははたして実現可能な ものなのでしょうか? 本来ならば企業訪問をしてでも、銘柄研究をすべきなのでしょうが 私は手っ取り早く以下の項目を中心に目を通して判断しています。 @「売上高」「利益」などの伸びに関する根拠が示されているかどうかをチェック ・・・なぜ売上げ、利益が伸びるのか?といった証拠が示せていなければ その中期目標に対しての正確な投資判断ができません。 AM&Aによる成長を匂わせている場合 ・・・その企業はそれだけの資金力がある、ないしは株式時価総額が高いなどの M&Aを実際に行える素地が備わっているのか否か B直感的にその資料を見て信頼に足るものかどうか。 ・・・株式投資をするにあたって、企業情報(IR資料など)を見たときに感じる 直感などは大事です。その中期経営計画に胡散臭さを感じたなら 注意が必要かもしれません。 なぜその企業は中期経営計画を出したのか、経営者の心理を読むことも 重要です。 TOPページへ戻る ![]() |
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