新興市場は値動きが軽いため、短期で大きなリターンを期待できますが
リスクも高いといわれています。
新興市場にはPER100倍を超えるハイリスクハイリターンな投機銘柄も
数多く見られますが、逆に放置されている銘柄もそれ以上に多く
存在します。
そういった銘柄は、成長性はそれなりにあるにもかかわらず
PER10倍以下〜15倍という評価で放置されています。
概してそうした銘柄は売りたいときに売りにくいリスクや
万一業績が悪化したときに簡単にストップ安になってしまうような
リスクに対して、やや躊躇してしまうところもあるかと思いますが
私は、それ以上に動意づいた時に大きく値上がりするメリットの方が
大きいと考えています。
さて、私が良く行う投資行動として、新興市場の割安株を、
小口で購入し、一定額株価が値下がりする度に買い下がっていく
やり方があります。
割安新興市場銘柄を買い下がる投資法
@四季報や企業の直近のIR情報を見て、今後も安定成長が
見込めそうな銘柄でPERが15倍程度までの銘柄を選定します。
(成長率が高ければPER20倍程度でも良いでしょう。)
A例えばその銘柄(以下A社)に投資する金額を上限100万と
決めたとして、1株20万円の銘柄を買うとしましょう。
BA社の銘柄はまず1株だけ購入します。購入のタイミングは
直近のタイミングを見て買い時だと思ったときに判断すれば
良いと思います。
Cそして、もしA社の株が値下がりしたら、18万で1株、16万で1株と
いうように値下がりするごとに定期的に1株ずつ買い増しを
行っていきましょう。
D元がPERの低い銘柄を選定していますので、買い下がっていくごとに
ますますPERの低くなったタイミングでA社の株を買ったいくことになります。
今の地合であれば一部業種をのぞけばPER10倍程度が下限であると
いえると思いますので、買い下がっていけばいずれ株価が底をうつ
可能性は高くなります。
Eするとこの投資方法を用いると、結果としてA社の株を底値付近で
買えていたことになるのです。
新興企業の場合、目先の需給不安だけで下げていることが多く
ありますので、株価が目先底を売ったと判断されると一気に
株価が反発しますので、買い下がっていた株式数が多いほど
大きなリターンが得られることが多いです。
また逆に20万で1株購入し、18万でもう1株買い増ししようと
思っていたら23万まで騰がってしまった!
ということもあろうかと思いますが、その場合は決して深追いはせずに
23〜4万でその一株を利益確定をしてみてはいかがでしょう?
下記の投資テクニックのどちらかと併用していただけると
さらに勝率が上がると思います。
(参考)
→株式分割、子株還流前の銘柄を狙う
→「ダイヤモンドZAI」と「四季報」の併用で割安銘柄を見つけよう
たとえば株式分割後、子株流通前で株価が売り込まれている
PER10〜20倍くらいの銘柄を1株(最小単元)ずつ買い下がっていく
と目先株価底打ちも近いでしょうから、底を打てば本来の
その企業の株価の実力地まで、株価が急反発するケースが多いです。
成功事例
ディップ 2005年1月 +61,000円
ニッシン債権回収 2005年1月 +290,000円
ユニマットクリーンライフ 2005年1月、2月 +297,000円
ユニマットクリーンライフ 2005年6月 +302,000円
※私はほかの投資法と併用して銘柄購入を行っていますので
銘柄がかぶっている点はご了承下さい。
この投資法に役立つツール
四季報CD-ROM
割安株の選定は四季報CD-ROMのスクリーニングで行えます。
【参考】ユニマットクリーンライフにこの投資法を用いました。私自身も最初の購入タイミングは
必ずしも良いタイミングとは言えず落ちるナイフを掴んだ格好になっています。
ただ、ある程度PERが下がってきたタイミングから買付を始めているので
下値のリスクはあまりありませんでした。

注意点
・1単元あたりの株価が50万や100万などの銘柄については
株価下落時に買い増ししていくのが精神的・金銭的ににきつく
なってくると思いますので1株あたり10〜30万円くらいで購入できる
銘柄が良いのではないではないかと思います。
・あくまで割安銘柄に有効な投資法です。PER50倍や100倍といった
投機的な銘柄ではこの投資法はお勧めしません。
無限ナンピン買いの地獄に陥ります。
・買い下がりを行う銘柄については事前にその企業や業界の現状を
最低限は理解しておきましょう。
・・・小売業であればIRページで既存店の売上げ推移を確認する。
化学製品や運送業なら原油価格の高騰に注意する等
そうした簡単な努力で構いないと思います。
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新興割安成長株を買い下がる戦略