地味なIPO銘柄を底値で仕込む

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IPO(新規上場銘柄)は公募価格に対して何倍もの初値を形成することも
ありますが、公募価格に対して何倍もの初値を形成した銘柄は
その初値が天井となって、その後株価は大きく低迷することになります。

その為、あえて初値の購入を見送り、株価が一旦調整したタイミングで
買いを入れたり、知名度が低い業態で公募価格に対して安く初値がついた
銘柄を「セカンダリー」で狙っていくのもひとつの手です。

今回私がお勧めしたいのもセカンダリーの投資法です。
何をもってセカンダリー投資のタイミングと判断するかですが、
私は一般的なPER(株価÷1株利益)で割安度合いを判断しています。

私は、
高成長銘柄、人気銘柄・・・PER20倍割れ
知名度の低い銘柄、安定成長銘柄・・・PER10倍前後

だいたいこういった水準で買いの判断をしています。


新規上場銘柄ですが、上場後一旦株価が調整するパターンを
図に示すと大きく分けて(ざっくりとした分け方ですが)
下記の2パターンがあります。

私が今回お勧めしたい「セカンダリー」投資は
B社のような銘柄です。

A社のようにPERが非常に高い銘柄については、短期リバウンドを
狙っていくことはできますが、中期で考えると株価が本来の実力値まで
下落し続けることが多く、株価は長期低落を続けることがあります。

具体的に銘柄のチャートを挙げると

A社のパターン
「比較.Com(2477)」の場合

同社は公募価格45万円に対して270万円の初値を形成しました。
初値はPER700倍を超えており、株価指標的には明らかに異常な株価であった為
その後長期にわたり、株価は低落を続けました。


B社のパターン
「アサックス(8772)」の場合

アサックスは不動産担保ローン事業を手がける企業ですが、
上場の前の決算で減益だったこともあってか、公募価格はPER10倍で
初値もPER12倍程度でしたが、その後株価は上昇しました。

実際の買いを入れるタイミングですが、
PERについては上記の割安な水準であることを確かめつつ
株価が下落する日が多かったところが、もみ合うようになったら
買いのタイミングだと思います。

企業が成長し続ける限りにおいては調整するどの銘柄も
いずれ株価は底を打ってその後上昇に転じます。
A社のような銘柄もいずれ投資しても安全な水準まで下落するの
かも知れませんが、正直そこまで株価を監視し続けることは困難だと
思いますので、B社のように比較的穏当な初値を付けた銘柄を
チェックしておくのがお勧めです。


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